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始まりの始まりも、今はじまったばかり【二】-(11)2012年9月18日 (火曜日)

2012年9月18日 (火曜日)

始まりの始まりも、今はじまったばかり【二】-(11)

    
 

 9月18日、今日は柳条湖事件でいわゆる満州事変-日本の中国への侵略戦争開始の日。
中国にとっての重要な国恥記念日である。解禁で中国船団が大挙東シナ海に出漁、日本が一方的に国有化を決めた尖閣=釣魚島に今日明日迫ると報じられている。
(漫画図版上掲の中国新聞漫画は、石原都知事の煽動で国が20億5000円で購入し国有化した無人島嶼。日中両国それぞれが領有を主張しぶつかりあっているのだから、お互いに「実効支配」の争いに走ることなく、しばらく棚上げしてゆっくり話し合うのが、外交のすじ。一方的な日本の軽挙が漫画で風刺されるようなにっちもさっちも行かない危機に日本を追い込んでいる
。(漫画図版)そして今怒れる中国漁船団のツナミの来襲。陸地全国各都市での怒れるデモ隊。実は、日本の人民にとり竹島=独島や尖閣=釣魚島はどうでもよいことで、大事なのは福島であり脱原発なのだ。土地アサリ・資源アサリの金儲け亡者のみほんとは大事なことが、大政翼賛会の報道でだまされ、都合の悪い歴史は忘れられ隠されてきた。日中友好40年に戻すために。

歴史教育者・歴史研究者がこの際考えてほしいこと。

1.あの戦争の結末と始末のつけ方の問題。戦争が日本史のいうように日中戦争・大東亜戦争に終わらずに反フアシズムの世界戦争に転化していたことそこで出た、ヤルタ会談(協定)ポツダム宣言対日講和--そこで決められた日本の国境・領土の確定。

2.現在日本の国定教育指針ではその日本の国境・領土の確定とは異なるものが強制され学童はそのような地理・歴史・公民教育を義務づけられていることこれは官許の地図・掛図を見ればわかる。

3.こうして覚えこまされたある意味で歪んだ国境観。領土観を高校以上の段階を受け持つ教師はどうその国境観・領土観をほぐし疑問をもたせ自ら正当な認識を形成できるように根気よくしむけるか。この場合至難なことであるが、その教師が国家・政府の見解にそむくことにあるのだ。

4.いわゆる巷間で叫ばれる「正しい歴史的思考」というものが本物であるかどうかが試されよう。

5.いま日中友好40年に戻ろうとする歴史教育者・歴史研究者は次の平常学習ぐらいしておかねばならないのではないかと思う。


孫崎享『戦後史の正体』創元社2012年。
孫崎享『転ばぬ先のツイ』メディアパル2012年 その196~228頁くらいは。
●井上清の尖閣は日本領土かの論考(ネットにあり)と彼が属していた革新党のちがう尖閣観。
●官許歴史・地理でこれらの問題は正しく扱われているか。
●一般国民の国境・領土観 それはどこから注入されたものか。
6.いずれにしろ官許歴史。地理の洗礼をうけてきた教育者・研究者にとって日中友好40年に主体的に対してゆく道は、口で言うよりもそうたやすいことではなかろう。
●浅井基文の中国新聞等の論調
●中国人民日報日本語版の釣魚問題をめぐる諸論考
これらに教育者、研究者としてちゃんと目を通しているかどうか。

         老輩からの苦言として 2012.9.17

*老輩の苦言 日中国交 40年を取り戻すために【追記】

領有問題の論議の材料がほぼ出揃った。
片や五十嵐仁<私は尖閣諸島の領有権は日本にあり、中国の言い分は不当で、暴動や襲撃などは許されないと考えています。>

しんぶん赤旗2012.9.22<尖閣諸島日本の領有の正当性を主張/志位委員長、中国大使と会談>この二つは、大体近現代日本国家の論理。主張と同じうする。
これに対して人民日報日本語版2012.9.19<日本側史料は釣魚島が中国に属すことを証明している>
人民日報日本語版2012.9.20 <世界的に名高い学者らが日本による中国領 土主権への侵害を非難

浅井基文21世紀の日本と国際政治2012.9.22
<尖閣に関する日本の「無主先占」の主張への疑問─「無主先占]を否定する日本側公式文書の存在。

-日本共産党の見解に関する質問と私の答え。>─
人民日報日本語版ふたつと浅井基文の論考はわたしPINUSKORAIEのツイッターで発信している
─これに孫崎享のツイッターが加わる。ひとつは孫崎の調停案外交交渉の際の具体的提案のツイッタ ーそれに2012.9.22<日中関係:中国中央電視台李支局長急遽来る。私の東京新聞インタビュー「紛争を避ける知恵」をすでの報道したが、自らもTV取材あいたいとしてきたもの。「両国にとって紛争を避けることが是非とも必要。その中、先生の考えを中 国に広めたい」。私から周恩来、鄧小平の知恵(「尖閣棚上げ」)の継承大事と説明。>以上、亡き井上清の論考を含めて判断の材料がほぼ整った。

自立と共生、この大転換期の世界史教育世界史研究を志す学友学生関心ある若者たちよ、一つ自分の判断を創り出して見てはどうか。


          2012.9.23 老輩の苦言の追加として

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